熊本県産業技術センターのご紹介

熊本県産業技術センターは、 産業技術及び農林水産物の加工に関する研究開発、指導及び支援、並びに適正な計量の実施の確保を行い、もって県内産業の振興を図ることを目的にして熊本県が設置した技術支援機関です。
熊本県の産業全体を一つの会社に例え、その会社全体が「売れるものづくり」を行っていくための「技術部」として、皆様のサポートに取り組んでいきます。

熊本県株式会社の技術部とは

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製品等を立体的に計測する三次元測定機

熊本県の産業全体を "熊本県株式会社" に例えるなら、企業は生産部門、大学は研究部門、くまもと産業支援財団などはマーケティング部門、そして産業技術センターは、生産部門を支える"県内産業の技術部" だと捉えています。

具体的には、技術支援、研究開発、人材育成、産学官連携といったメニューを使い、研究部門で生まれた新技術をビジネスにつながるようマーケティング部門と連携を図りながら生産部門(企業)に伝えていくことだと考えています。

このような考えのもと、平成19年4月、産業技術センターの組織再編を機に、「売れるものづくり」をコンセプトに県内産業の技術部を目指して、取り組んでいます。

売れるものづくりとは

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講習会の風景

産業はビジネス、ビジネスとは商売、商売は、物をつくってお客様に商品を売ってお金をいただきます。こうして初めて産業として完了します。どんなに腕が良くても、どんなに物が良くても、売れなければ産業として成り立ちません。極論、産業は、「売れるものづくり」ということです。

小さい企業では持てないような高価な機器を、産業技術センターが保有し、多くの企業が利用することでビジネスにつなげていただきます。また、食品加工の分野でも地域特産の県内農産物をどうやったら付加価値がつきビジネスになるのか、そのようなアイディアを提案したり、売れるものづくりのための応援は、多岐に渡っています。

産業と一口で言っても漠然としていますが、言い換えると人々の生業(なりわい)の集まりと言えます。「売れるものづくり」は、県民の皆様一人ひとりの"幸せの追求"の原点ではないでしょうか。

熊本県産業技術センターを利用したいときは?

ご利用ガイド」ページをご覧下さい。県内企業の皆様のニーズに対応する様々なメニューをご用意しております。